杉谷拳士にウグイス嬢の鈴木あずさから神アナウンス!これはいい演出だと思う
プロ野球を見に行くと、ウグイス嬢の美しい声にいつも耳を奪われます。
最近では、日本ハムの杉谷拳士選手が、相手チームのウグイス嬢にいじられることがあり、話題になりました。
こういった演出は、敵地で試合を行う側のチームにとってもメリットが大きいと思います。
「ファイターズの伸びしろ、打って走れる期待のスイッチヒッター・杉谷選手、打撃練習あと10分です」となかなかセンスの良いアナウンスを行っているのは、西部側の広報担当である鈴木あずささんという方らしい。
このようなユーモアあふれるアナウンスによって、相手チームの選手に対する親近感も増し、西部ファンも日本ハムの選手たちのはつらつとしたプレーに感動できるようになります。
これは、考えてみればすぐわかることで、私たちが高校野球を見て感動するのは、相手チームも敵チームも頑張ってほしい、そういった思いがあるからなんですね。
相手チームのプレーも尊重しながら、好意にしているチームを応援することができれば、感動も倍増するわけです。
そして、相手チームのホームグラウンドに応援に来たサポーター。
圧倒的な少数になって、なかなか声援の声をあげずらくなることもありますよね。
しかし、このようなアナウンスで、穏やかな雰囲気づくりをしてもらえれば、純粋に声援を送ることだけに集中することもできるようになります。
【センスあふれるアナウンスの数々】
杉谷拳士選手をいじるウグイス嬢鈴木あずささんのアナウンスは、あたかも杉谷拳士選手のファンであるかのような雰囲気さえ醸し出しています。
思わず「そうだ!がんばれよ~!」と声をあげたくなるようなそんな文句が多いです。
例えば
「今シーズン1号を見せました杉谷選手が打撃練習を行っております。大きな打球がスタンドに入ることがございます。まれに入らない場合がございますが、みなさま、すべての打球にご注意ください」
打撃練習で柵越えをするかしないか?「どうせ入らないでしょ?」的なアナウンスですねw
なんとも女性視点のかわいらしさまで感じます。
実は、このアナウンスをされた日、杉谷選手は柵越えを達成したそうで、スタンドからも敵味方関係なく大きな拍手が送られたそうです。
勝ち負けだけを競うスポーツはそろそろ終わりにして、勝ち負けプラスアルファの面白さ、プロらしいスーパープレイをこれからも追及し続けていただきたいと思います。
そういった発想は、子供たちの野球離れを本当に危惧し、危機感を感じているところから出てくるものだと思います。