カエンタケの症状は?毒は世界最強クラス!触れるだけで皮膚炎に
これからの時期、特に注意が必要なのが毒キノコです。
食欲の秋だからと言って、絶対に手を出してはいけないキノコがカエンタケです。
カエンタケを食べたときの症状は強烈で、わずかな摂取量であっても死に至ることがあります。
なお、カエンタケを見つけても絶対に手を触れてはいけません。ひどい皮膚炎を引き起こします。
食べるだけでなく、触るだけでもNGなスーパー毒キノコ、それがカエンタケです。
この記事をご覧になった皆さんは、家に帰って家族に教えてあげてください。
私はその昔、偶然山で毒キノコを拾ってきたことがありました。
その時は山の達人のおかげでそれが毒キノコであることが判明しました。
本当に気を付けないと、「この辺に毒キノコなんてないだろう」という固定概念で、触れてしまうこともあります。
特に、カエンタケは、触れるだけでもダメですから、特に子供に注意喚起したいですね。
日本の山で群生するカエンタケ
カエンタケは広葉樹の林や森に群生しているため、比較的多くあります。
ここのところの報道では、宮城県などでも多く発見されていますので、皆さんの身近にもあるかもしれません。
カエンタケはこのように真っ赤に燃えるようなトウガラシみたいな恰好をしています。
珍しいからと言って、持って帰るなんてことは絶対にしないようにしてください。
カエンタケの致死量はわずか数グラム、根本的な治療法がない殺人キノコです。
食べてしまった後に、病院に行っても、すでに毒は回った状態、食べたものを吐き出させ、胃を洗浄するなどの基本的な治療しか行うことはできません。
キノコ狩りシーズンがこれから最盛期を迎えます。キャンプに行った時も要注意です。
是非、友達や家族にもシェアして、被害に会わないようにご注ください。